Pythonのリストオブジェクトの操作忘れちゃったから教えて
回の記事は、「Pythonのリスト(list)作成から抽出と要素操作」について解説していきます。
単体で機能するわけではありませんが、実際のプログラム現場で設定値を格納するために利用されることが多いオブジェクトなので仕組みと最低限の操作は必ず押さえておきましょう!
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python リストの動作を図で理解
Pythonのリストとは、「順序がついた複数のデータをまとめた箱」を指します。
図解すると以下の通り、作成と中のデータへのアクセスが可能です。
試しにリストオブジェクトを生成して操作してみましょう!
list = [1,2,3,4,5,6]
list[3]
4
また、リストオブジェクトは変数=[]のような形で、空のリストを生成することも可能です。
list = []
この場合、後述の追加操作によりリストに要素を追加します。
python リスト:大きさ(len)
リストオブジェクト大きさ(要素数)は、len()関数と組み合わせることで取得可能です。
list = [1,2,3,4,5,6]
len(list)
6
python リスト:抽出操作(スライス)
リストオブジェクトは、スライスという操作で部分抽出が可能です。
スライス操作は、リスト[開始要素番号(含む):終了要素番号(含まない)]で記載します。
list = [1,2,3,4,5,6]
list_slice = list[1:4]
print(list_slice)
[2,3,4]
開始要素番号(開始位置)と終了要素番号(終了位置)は省略も可能です。
そうすることで、最初から指定、最後から指定したことと同値になります。
list = [1,2,3,4,5,6]
a = list[1:]
b = list[:1]
print(a)
print(b)
[2,3,4,5,6] #print(a)
[1] #print(b)
また、マイナスの数値で要素を指定することで要素を後ろからの順番で指定できます。
list = [1,2,3,4,5,6]
a = list[-2:]
print(a)
[5,6]
ここまでで、リストオブジェクトの作成から要素の抽出方法を理解できました。
次はリストの中身を変更する操作を解説していきます。
python リスト:追加操作(append/insert)
リストに要素を追加するのは、append()を使います。
list = [1,2,3,4,5,6]
list.append(7)
print(list)
[1,2,3,4,5,6,7]
リストに要素を挿入するのは、insert()を使います。
list = [1,2,3,4,5,6]
list.insert(4,7) #(挿入位置,挿入値)
print(list)
[1,2,3,4,7,5,6]
python リスト:削除操作(pop/remove/del)
リスト要素の削除方法は、主要な2操作を解説します。
リスト削除操作
del:インデックスを指定し削除する。
remove:値を指定して削除する
list = [1,2,3,4,5,6]
del list[3]
print(list)
[1,2,3,5,6]
list = [1,2,3,4,5,6]
list.remove(5)
print(list)
[1,2,3,4,6]
python リスト:結合操作(extend)
最後にリスト同士を結合させるextend()について解説していきます。
extend操作では、[1,2,3]と[4,5]という2つのリストを[1,2,3,4,5]と結合させます。
list_1 = [1,2,3]
list_2 = [4,5]
list_1.extend(list_2)
print(list_1)
[1,2,3,4,5]
まとめ
今回は、「Pythonのリスト(list)作成から抽出と要素操作」について解説していきました。
リストオブジェクト単体で、何かできるわけではありませんが機能するプログラムを作る際に設定値を格納するためにかなり利用されるオブジェクトなのでしっかりと抑えておきましょう。(全ての操作を暗記する必要はありません。)
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