キャリアチェンジ/転職 ロードマップ

【自己紹介】大手企業データサイエンティスト10年のキャリアと学び|現場で“使われる”データ活用にこだわる理由

はじめまして、ふみとです。 大手企業でデータサイエンティスト/マーケティングサイエンティストとして10年、100件以上の案件を伴走してきました(30代前半・年収900万円台)。
資格はJDLA E資格 / Advanced Marketer / ビジネス統計スペシャリスト / 統計検定2級 / TOEIC 805。このサイトでは、「現場で使われる」ことに全振りし、学習ロードマップ・スクール比較・実案件の型コピペ可テンプレ付きで公開しています。まずは私の経歴・価値観・実績・運営ポリシーを、率直に共有します。

この記事でわかること

  • 10年のキャリアで何を重視してきたか(意思決定/再現性/運用)
  • 実案件の代表例と学び(需要予測・効果検証・異常検知ほか)
  • これから学ぶ人が今日からできる第一歩(15分アクション)

この記事を書いた人

ふみと|大手企業データサイエンティスト(10年)/ 案件100件超。
資格:E資格 / Advanced Marketer / ビジネス統計スペシャリスト / 統計検定2級 / TOEIC 805

なぜ“現場で使われない”分析が生まれるのか

多くのプロジェクトで、良いスコアなのに意思決定に繋がらないという壁に出会いました。理由は概ね3つです。

  • スコア志向の落とし穴:Kaggle上位=現場で役立つ、ではありません。意思決定までの橋が欠けていると採用されません。
  • 再現性の欠如:requirements.txtやデータ入手手順がないと、誰も再現できない資産になります。
  • 運用未設計:毎週静かに回る仕組み(スケジュール/通知/ダッシュボード)がないと、現場負担が増え定着しません。

ふみとの学び(エピソード)

入社3年目、AUCが高いモデルを作ったのに採用されませんでした。
理由は「来週から誰が回すの?」。この一言以来、私は意思決定 × 再現性 × 運用を最優先に設計しています。

10年のキャリアをざっくり年表で

1〜2年目:データ整形と可視化の徹底練習。ExcelからPython(pandas)へ移行し、「正しい集計こそ武器」と実感。
3〜4年目:需要予測/キャンペーン効果を担当。検証設計(リーク防止・時系列CV)の重要性を痛感。
5〜6年目:異常検知と運用自動化へ。誤検知を減らす運用設計(抑止/Runbook)に注力。
7〜8年目:ダッシュボード/レポートの仕組み化(Notebook→PDFテンプレ)。
9〜10年目:チーム設計と教育。要件→実装→納品をテンプレ化して再現性ごと伝承。

現場で使われるための「3つの原則」

  1. 意思決定ファースト:誰の・どの判断がどれだけ良くなるかを先に定義。図は推移/寄与/誤差/意思決定フローの4枚が基本。→ [内部リンク:データレポート納品テンプレ]
  2. 再現性ファースト:README1画面・requirements・Docker・seed・データ入手手順を明記。ノートブックは結果と説明に限定。→ [内部リンク:Docker超入門]
  3. 運用ファースト:cron/Task Scheduler/APScheduler、JSONログ、Slack/メール通知、抑止/デダプ。まずは週1本を静かに回す。→ [内部リンク:自動化:スケジューリングと業務改善の型]

代表プロジェクトと学び(匿名化)

① 需要予測(小売・EC)

目的:在庫切れ/過剰在庫を減らす。
やったこと:季節NAIVE→SARIMAX→LightGBM、時系列CVで優位性を確認。
学び:まずベースラインに勝つこと。納品は現場が使えるExcelを併用。→ [内部リンク:需要予測ミニプロジェクト]

② キャンペーン効果(広告/CRM)

目的:予算配分の根拠をつくる。
やったこと:A/B検定・CUPED・差分の差、指標は増分売上
学び:上司の言葉(母数×率×単価)に翻訳して報告。→ [内部リンク:マーケティング分析再現:RFM/CLV/キャンペーン効果]

③ 異常検知(売上/勤怠)

目的:早く静かに気づく。
やったこと:Rules×統計×MLの三層、抑止/デダプ/Runbook。
学び:先に誤検知を減らす設計。→ [内部リンク:勤怠/売上の異常検知]

④ 定例レポート自動化

目的:毎週同じ品質で出す。
やったこと:papermill→nbconvert→PDF、ファイル命名/アーカイブ統一。
学び:台本+自動化で品質が安定。→ [内部リンク:データレポート納品テンプレ]

⑤ WebAPI×ミニアプリ

目的:自社データに外部文脈を足す。
やったこと:丁寧なGET(上限/バックオフ/キャッシュ)×SQLite×Streamlit。
学び:取る→貯める→見せるの三層で価値が残る。→ [内部リンク:WebAPI連携ミニアプリ]

スキルスタックと使用ツール

  • 言語/分析:Python(pandas/NumPy/scikit-learn/LightGBM)、SQL、Tableau、Matplotlib/Plotly
  • MLOps/環境:Docker、Git/GitHub、VSCode、Jupyter、APScheduler
  • 業務知識:小売/EC/広告/製造、CRM、A/Bテスト、需要予測、異常検知、データガバナンス

E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼)の表明

  • 経験(Experience):大手企業で10年、100件超の実務。
  • 専門性(Expertise):E資格/Advanced Marketer/ビジネス統計スペシャリスト。
  • 権威性(Authoritativeness):部門横断の教育・レビュー、社外副業での納品経験。
  • 信頼(Trust):最小権限・目的外利用禁止・再現性担保、広告表記の明示。

当サイトで提供している“価値”

  • スクール比較:目的/期間/サポートで選べるよう、実務観点で比較。→ [内部リンク:【保存版】Pythonスクール比較完全ガイド]
  • ロードマップ:未経験→実務投入までの6ヶ月設計。→ [内部リンク:未経験からデータサイエンティストへ:6ヶ月ロードマップ]
  • 実案件テンプレ:要件→実装→レポートの雛形を配布。→ [内部リンク:実案件型ポートフォリオ]

スクール選びの伴走(無料カウンセリング/体験の活用)
「やる/やらないの判断」から受講前準備(PC/時間/数学)まで、失敗コストを下げる導線を提案します。

TechAcademy データサイエンスコース(受講料:174,600円~ ※更に割引あり)

TechAcademy 無料相談

株式会社キカガク AI人材長期育成コース(受講料:237,600円~)

キカガク 無料相談

あなたの状況別の“第一歩”

  • 社会人のキャリアチェンジ:まずは週10時間×12週間のテンプレから。
  • 副業で稼ぎたい:定例自動化/価格監視/バックアップの3本柱から。
  • 在宅で学びたい:子育てと学習の時間設計を。

今日やること(15分)

  1. あなたのゴール/制約(時間/PC/数学)を書き出す。
  2. 6ヶ月ロードマップ週10h×12週テンプレを選び、1週目に着手。
  3. 学習ログをGitHubに残し始める。→ [内部リンク:Git/GitHub入門]

運営ポリシー(透明性と品質)

  • データとプライバシー:個人情報は最小限、機微情報は匿名化/ハッシュ化、目的外利用禁止。
  • 広告表記:一部記事にアフィリエイトリンクを含みます。比較/レビューは実務観点で中立に記載。
  • 更新・訂正:事実誤認/リンク切れは記事末に更新履歴を残して訂正。
  • 再現性:誰でも動かせることを目標に、環境定義/データ入手/seedを明記。

この記事のあとに読むなら

ロードマップ
未経験からデータサイエンティストへ:6ヶ月ロードマップ【現役が解説】

「数学もPythonもゼロだけど、半年で実務に通じる力はつく?」 結論、週10時間×24週の積み上げで「面接で語れる実務再現ポートフォリオ」まで到達できます。要は、学ぶ順番と迷わない設計です。 本記事 ...

スクール比較
【2025年保存版】Pythonスクール比較完全ガイド|目的別・価格・期間で徹底比較

Pythonで分類モデル作りたいけど、結局何を使うのがいいの? 高度なモデルって高スペックなPCじゃないと動かない? 結論:Pythonスクールは「知名度」や「口コミ点数」だけで選ぶとズレます。 未経 ...

ポートフォリオ
実案件型ポートフォリオ:要件→実装→レポートの型|“業務再現”で採用担当に刺さる作り方

結論:採用担当が知りたいのは 「Kaggleのスコア」ではなく「現場で本当に回るか」。だからこそ、要件が言語化され、再現できる実装があり、最後は意思決定に直結するレポートで締める——この3点を1つの物 ...

在宅ワーク
【保存版】在宅×Python:子育てと両立する“1日1時間学習術”忙しくても伸びる最短メニューと運用の型

学習が続かない“本当の理由”と対処法 在宅・子育ての壁は「時間がない」ことではなく、時間が断続的で文脈が切れやすいことにあります。以下の課題に対し、“いつでも中断/再開できる”設計へ切り替えるのが近道 ...

最近のコメント

    • この記事を書いた人
    • 最新記事

    ふみと

    このブログでは、データサイエンティストとして市場価値を上げる方法を独自にまとめて発信しています。

    【プロフィール】
    ・大手企業データサイエンティスト/マーケティングサイエンティスト(10年、年収900万円台)/案件100件以上
    ・資格:JDLA E資格(日本ディープラーニング協会主催)/JDLA Community(CDLE会員)/Advanced Marketer/ビジネス統計スペシャリスト/統計検定2級/TOEIC 805
    ・スキル:Python/Tableau/SQL/機械学習/Deep Learning/RPA

    -キャリアチェンジ/転職, ロードマップ