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【実録記事】僕がなぜデータサイエンティストを目指したのか

困る人

今回は、「僕がデータサイエンティストを目指すようになったきっかけ」について話していきます。

現在データ分析に興味があり、これからデータ分析者としてのキャリアを作りたいと思っている人のモチベーションを上げる出会いになれば嬉しいです

ちなみに、ぼくは特別恵まれた環境にいたわけではなく、7年前はこんな感じでした。

7年前のぼく

  • 大学でパソコンを使うことはなく、Excelもセルに文字を打てるくらいの理解状況。
  • 営業職で数字を見る触る機会は割と多かった。
  • 高校レベルの数学はある程度好きで、数字を分析することに興味があった。

この記事を書いた人

ふみと

ふみと

知識ゼロ、指導者ゼロ、あったのは自分は何ができるのか?の不安のみ

挫折_悩み

話は入社時にさかのぼります。

ぼくは、大学の学部卒で数学科を卒業し社会人になりました。

大学では遊んでばかりで高校数学レベルで知識は停滞。

授業は鉛筆とノートで行う原理の勉強ばかりだったので、ほとんど数学の知識はないに等しかったです。

そんな僕は入社してすぐに、パソコンを触り挫折をします。

「この資料見ておいて、数字見ておいて、グラフ作って」と言われてもOfficeソフトになじみもない自分はいつもパニックになっていました。

いつしか与えられる仕事は、単純労働。。

唯一の救いは、新入社員配属が少ない部署だったので、年が離れた上司がパソコンに慣れるのも大変だよねとExcelの使い方を丁寧に教えてくれやれることを少しずつ増やしていきました。(多分使えないと思われてました)

そんなある日、ほかの部署からエース的な若手の先輩社員が入ってきました。

最初に交わした会話は、「きみは何が得意でどんなことできるの?」です。

自分ができることはみんなができることだったから黙ってヘラヘラするしかなく悔しい思いをしました

データサイエンティストには憧れてはいなかった

先輩の言葉は、非常に胸に刺さりました。

当時の自分には、こんな人になりたいという尊敬する先輩が1人だけいたので、勇気を出して率直に今の状態を相談しました。

尊敬する先輩の回答はこうです。

「市場価値としてどこ会社でも通じるジェネラリストになることはいいが、何かスペシャリストな部分があってこそリスペクトがある。まずは好きなこと得意なことでスペシャリストを目指したらどうか?」

痛いほど身に染みる言葉でした。

資料作成がうまくなり、落ち着いて説明をこなせればどこでも通用すると勘違いしていたからです。

その後私はすぐに本屋に行ってみることにしました。

そこに興味がひかれる分野の答えがあるかもしれないと。。

たった一冊の本との出会い

この選択は、正しかったです。

当時、ユニバーサルスタジオジャパンの来場者数がディズニーランドの入場者数を超えて大きなニュースになっていました。

書店の入り口には、「ユニバーサルスタジオジャパンのマーケティング」「ビジネスマンのバイブル!」なんて言葉が並んでおり、本のタイトルも「確率思考の戦略論」という本がピックアップされてました。

確率思考なんて名前なもんだから、数学を少しかじった僕は得意気になって購入します。

きっとこれが自分の将来のキャリアとしてスペシャリストな部分を作る一歩になるはずだ!と。。

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感想(2件)

7年もかけて理解できない数式

本書は間違いなく、傑作です。

書いてある内容も非常に発見がありますし、こんなことが思いつく森岡さん、今西さんは本当に天才だとただただ驚かされます

ただ本書の後ろに、具体的なマーケティング戦略に用いた数式を丁寧に記載してくれているのですが、これが全く理解できませんでした。

気づけば本を5周ほど読んでいましたが、一向に「ディリシュレーNBDモデル(数式)」が理解できなかった。。

挫折

  • ビジネスマンのバイブルってことは、社会人なら普通は理解できるのかな?
  • 実は数学にある程度自信があったが、打ち砕かれる。
    数学科なんて意味なくて、社会人の先輩の方が数学はできる。
  • いつか社会人歴がそれなりにたてば、理解できるようになる・・?

悔しかった私は、本書の内容を理解したくて、ひたすらに数学の勉強をしました。

結果、2年で身に着けた知識・スキルは以下の通りです。

2年でつけた知識・スキル

  • ビジネス統計スペシャリスト
  • 専門統計調査士
  • 統計検定2級(準1級以上は受験していないが、大学の数学書も読み勉強した)

それでも、数式は全く理解ができなかった。

そこで1つの仮設に行きつきます。「マーケティングの本だから、理論数学ではなくマーケティングの数学なのではないか?」と。

まさかのマーケティングの扉をたたく

次にマーケティングに興味を持った私は、とにかく基礎知識をつけたいと思い。

以下の資格を勉強しました。

1年でつけた知識・スキル

  • 大学の学部でマーケティング専攻する学生の教科書を読破
  • マーケティング検定3級・2級合格(Advanced Marketer認定)

勘がいい人はすでに察していると思いますが、当然マーケティングを勉強しても理解はできず・・。

いつしか頭の中から「ディリシュレーNBDモデル」の存在は消えていきました。

次に私が興味を持ったのは、マーケターとして自分のサービス商品を持つことです。

自分の商品を開発して、マーケティング理論を実践したいというところに興味関心が移ります。

自分の商品を持ちたいと思い始めたアプリ開発

当時ベンチプレスで80kgを3set上げる中堅トレーナーだった僕は、自分の筋トレを管理するアプリを開発しようと思い立ちました。

ジムにもしっかり通っていたので、会員の人にいろいろ意見を聞けば、いいアプリが開発できると考えたからです!

初めてのプログラミングを知識0、完全独学で1年以上かけて筋トレ管理アプリをApple Storeに公開しました。

筋トレビッグ3(胸筋、大腿四頭筋、背筋)の3メニューの管理を、重量×回数×セット数で管理できる非常にシンプルなアプリです。

※残念ながらDeveloper Programも解約したので今は市場にはありません。

結果は、人に勧める完成度でもなく、自分と妻で少し利用した程度で外部のダウンロードも0でした。

ただ、初めてプログラミングに出会いモノづくりが好きなんだと実感しました。

そしてこう考えるようになります。

ひらめき

個人で作ったものは完成度が低くあまり活用されない。

じゃあ、データ分析に特化すれば会社の業務時間で作れて完成度を上げられるのでは!?

これが、ぼくがデータサイエンティストを目指す最初の一歩目になりました。

7年越しに見つけたデータ分析という希望

ここで、初めて今までの知識が全てつながってくる感覚を得ました。

スペシャリストになれとは、短距離選手としてウサイン・ボルトになれという意味ではありません。

その分野においてとがった存在になれればいいのです。

一番早いとがり方が、技術(スキル)の掛け算です。

目指すべきデータサイエンティスト像

僕が理想とするデータサイエンティストの像は、

プログラミング×データ分析×○○を極めた唯一無二の存在です。

この手法は非常に汎用的でかつ、自分の市場価値を押し上げることができます。

具体的には、プログラミング×データ分析は、Pythonの技術を0から猛勉強し身に着けました。

プログラミング×データ分析のスキルを身に着けるために、100万程度の金額を自分に投資しました。

それに掛け合わせる材料は以下の通りです。

掛け算の○○

AI・機械学習:JDLA E資格の取得

データ自体の価値:営業部門、システム部門、WEB部門、人事データの分析経験

マーケティング:マーケティング検定2級相当の知識

ユーザエクスペリエンス:UXの勉強を開始

プログラミング×データ分析を軸があれば、今後身に付くスキルも部署移動による新しいデータ領域との出会いも全てが自分の市場価値を上げてくれる材料になります。

データ分析自体は、どこの企業でも必ずと言っていいほど実践しているので、この基盤を持つことは最終的にぼくの最強の武器になっていきました。

期待通り、会社での評価はぐんぐん伸び、今ではデータ分析の業務が積極的に回ってくる状況になっています。

今なら、少しは自信をもって「きみは何が得意でどんなことできるの?」に答えられそうです。笑

理解できなかった数式の顛末

さて最初の疑問に戻りますが、結局ディリシュレーNBDモデルを完全に理解することはできませんでした。

自分はウサイン・ボルトではなかったということです。

ただ、その後に出会った「未顧客理解」というマーケティングの本の中に「ダブルジョパティの法則」として、近似式が添えられており概念的な部分と簡易計算はできるようになっています。

もし、ぼくと同じ「確率思考の戦略論」が理解できず表紙がボロボロの状態で何周もしている人がいたらぜひ紹介してあげてほしいです。笑

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感想(0件)

【まとめ】これから目指す道と伝えたいこと

少し話が長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

自慢話をしたかったわけではなく、「きみは何が得意でどんなことできるの?」という疑問に答えられない方の救いになればと思いこの記事を書きました。

一番伝えたかったことは、「自分ができることを増やして掛け算をすることで唯一無二の市場価値は作ることができ、それがあなたのできることです。

せっかくこの記事に出会っていただけたのであれば、私はプログラミング×データ分析を掛け算の土台に持ってくることをオススメしたいです。

それは、誰もが理解を諦めるプログラミング(スクールも費用が掛かる)のような参入障壁が高いところで土台を持つことは掛け算の力を一気に強固なものにしてくれるからです。

僕が通ったプログラミングスクールと友人が通ったスクールの意見を聞き、オススメスクールをまとめておりますのでもし興味があればこちらもご覧ください。
※プログラミングスクール選びは、最短距離でスキルを身に着けるにはかなり重要です。

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本記事が、データ分析者を目指す人のモチベーションにつながりますと幸いです。

また、次の記事でお会いしましょう!

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    ふみと

    このブログでは、データサイエンティストとして市場価値を上げる方法を独自にまとめて発信しています。 もし記事を気に入っていただけたらサイトをブックマークもしくは、Twitterをフォローお願いします! 【経歴】
    日系大手企業勤務
    データサイエンティスト歴:7年
    【保有資格】
    JDLA E資格 , Advancesd Marketer , ビジネス統計スペシャリスト , 統計検定2級 , TOEIC 805点
    【スキル】
    Python/Tableau/SQL/HTML/CSS/機械学習/Deep Learning/RPA

    著書

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