今回はif文を使った繰り返し処理を解説していきます!
この記事では、基本的な利用方法からよくあるケースでのif文の活用を紹介し、if文をマスターできるまで徹底的に解説しています。
教科書的な説明というよりは、実利用で動くプログラムであることを優先し解説していきます!
この記事を書いた人
python if文の動作を図で理解
早速ですが、以下がif文の説明です。
if文とは
条件を使って処理を分岐されるために使う文です
if文の書き方は以下の通りで、条件式を記載し、条件に一致した場合のみインデントされた処理を実行します。
上記の例だと、条件式にa > 100 , a < 50の2条件の分岐を用意したプログラムを利用しています。
処理の流れは、1つ目の条件(a >100)を満たさないので処理1をスキップ。
2つ目の条件(a < 50)も満たさないので処理2もスキップ。
最終的に処理3を実行し、「aは100と50の間」という出力を得ています。
どんな時に役に立つ
- Excelファイルに対して特定の値を含む場合に加工処理を加える
- セルの値によって計算に適用をする式を変えて数値を加工する処理
【Excel操作+if文の応用】
- セルの値によって計算に適用をする式を変えて数値を加工する処理
- forやwhileの繰り返し処理と組み合わせて、自動判定で大規模処理を実行
自分でも何に使えそうか考えてみよう!想像できるものは必ず実装できます。
if文の基本的な利用方法は以上です。
ここから先は、よく利用されるif文のパターンを紹介していきます!
実際に作りたいプログラムがあるときにしか、活用方法は分からないものなので関数と組み合わせることでこんなことができるのか。程度に理解ください!
※if文の理解を促進するためのもので、全く暗記する必要はないです。
python if文:具体例(条件式の種類)
if文を利用する際に条件式を記載しますが、汎用的な演算子を紹介します!
比較演算子 | 役割 |
---|---|
== | 両辺の値が等しい |
!= | 両辺の値が等しくない |
> | 左辺の値が大きい |
>= | 左辺の値が右辺の値以上 |
< | 左辺の値が小さい |
<= | 左辺の値が右辺の値以下 |
論理演算子 | 役割 |
---|---|
and | 両方の条件式にあてはまる |
or | どちらか一方の条件式にあてはまる |
解説
if文の条件式でよく利用する演算子です。
この後説明する実際のコードを使いながら動作を確認しましょう!
python if文:具体例(比較演算子の活用)
a = 90
if a > 100:
print('aは100より大きい')
elif a < 50:
print('aは50より小さい')
elif a != 90:
print('aは90ではない')
elif a == 90:
print('aは90です')
else:
print('aは100と50の間')
aは90です
解説
比較演算子を用いて条件式を作成する。(利用頻度:高)
- if一番の最初のa >100の条件式から判定を行い、条件式を満たすまで順に条件判定を行う。
- a == 90で条件を満たし、「aは90です」を出力。
python if文:具体例(比較+論理演算子の活用)
a = 90
if a > 100 or a < 50:
print('aは100より大きく50より小さい')
else:
print('aは100と50の間')
aは100と50の間
解説
比較演算子と論理演算子を組み合わせて条件式を作成する。(利用頻度:高)
- 最初の条件式で、「aが100より大きい、または50未満」かを判定
- 条件式を見たなさないため、「aは100と50の間」を出力。
python if文:ネスト(入れ子)
a = 90
b = 20
if a < 100 and a >= 50:
print('aは100未満、50以上')
if b == 15:
print('bは15')
else:
print('bは15ではない')
else:
print('aは100以上、または50未満')
aは100未満、50以上
bは15ではない
解説
if文の条件分岐の中に、さらにif文を組み合わせて分岐を高度化する。(利用頻度:高)
- 最初の条件式で、「aが100より小さい、かつ50以上」を満たすか判定。
- 今回は条件式を満たすので、printを実行し次のif文に移動。(b == 15 を判定)
- 最初の条件式を満たさない場合は、elseのprint('aは100以上、または50未満')を実行して終了。
- b == 15を満たさないので、「bは15ではない」を出力して実行終了。
まとめ
if文の理解は進みましたでしょうか?
プログラミング学習は、とにかく手を動かしてプログラム開発経験を積み上げることが重要です。
とはいえ題材や課題がないと勉強をすることも難しいと思います。
そういった方はプログラミングスクールに通い、用意されたケーススタディで学習を進めるのがオススメです。
スクールは費用も高いので、通うには事前に年収upや副業を始めるなどの投資回収する目的を立ててからにしましょう!
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