
スクール選び、結局どこを見ればいいの?
カリキュラムは似て見えるし…“サポート”の違いを数値で比べたい!
本記事は、未経験者向けスクールの「質問対応/メンター/コミュニティ」などサポート設計に絞って比較するための決定版ガイドです。最後にコピペで使える比較表と無料相談で聞く10問を配布します。
結論(リード)
未経験の離脱理由の7割は学習設計ではなく“サポートの質”にあります。
まずは質問の初動(何分で返ってくるか)、メンターの実務年数、レビューの厳しさ、コミュニティの活性度、学習の見える化(進捗/KPT)の5点を数値で比較しましょう。ここを押さえると継続率と到達点が大きく変わります。
※受付時間・キャンペーン・制度は変動します。最終判断は必ず公式ページでご確認ください。この記事は比較の軸と手順を提供します。
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“見落としがちな3点”から始めよう
- 初動:平均何分/何時間で回答が来る?「当日中」は弱い。
- 連続性:担当が毎回変わると前回までの文脈が途切れ消耗。
- レビュー:合格甘めだと“学べたつもり”で現場で詰みがち。
ふみとの現場メモ
筆者(ふみと)は大手企業のデータ/マーケティングサイエンティスト歴10年。未経験者支援と採用の両面から、質問初動の速さとレビューの具体性が継続の要だと痛感してきました。メンターの肩書より、運用の設計(ドキュメント/Git/課題票)で成果が決まります。本記事はその視点で“比較の軸”を固定します。
サポートを数値化して比べる:12軸テンプレ
12の比較軸(定義と採点の目安)
- 質問初動:平均応答(例:10分=5点、60分=4点、当日内=3点、翌日=2点)。
- 対応時間帯:早朝/深夜/土日可、24h以内の非同期回答。
- 窓口の種類:チャット/音声/画面共有の有無。
- 回数/時間の上限:1日無制限=5、枠予約制=3、週×回数制限=2。
- 担当の連続性:固定メンター=5、半固定=4、毎回異なる=3。
- メンター実務経験:年数×領域一致度(小売/広告/製造など)。
- レビューの厳しさ:差し戻し率/具体コメント/修正期日。
- ポートフォリオ指導:業務再現型(要件→README→納品)まで伴走。
- コミュニティ活性:週次LT/コードレビュー会/学習会の開催頻度。
- 学習の見える化:週次KPT/ダッシュボード/習慣化仕組み。
- トラブル対応:遅延時の振替/延長/返金ポリシーの明確さ。
- 卒業後サポート:OBチャンネル/求人紹介/追加レビュー枠。
スコアシート(コピペ可)
学校 | 初動 | 時間帯 | 窓口 | 上限 | 連続性 | 実務経験 | レビュー | PF支援 | コミュ | 見える化 | トラブル | 卒後 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
学校A | ||||||||||||
学校B |
合計スコア=Σ(軸スコア×重み)
。下のプリセットをタイプ別に適用してください。
重み付け(タイプ別プリセット)
# 軸,社会人(転職),副業目的,主婦/夫(在宅)
初動,0.15,0.18,0.22
時間帯,0.06,0.10,0.20
窓口,0.05,0.06,0.06
上限,0.06,0.08,0.08
連続性,0.10,0.08,0.06
実務経験,0.12,0.10,0.06
レビュー,0.14,0.12,0.08
PF支援,0.12,0.10,0.06
コミュ,0.06,0.06,0.06
見える化,0.06,0.06,0.06
トラブル,0.04,0.04,0.04
卒後,0.04,0.02,0.02
まずは2校で“運用設計”を直接ヒアリング
上位2校に絞ったら、初動/レビュー/担当継続の運用を無料相談で検証。未経験ほど初動×上限×時間帯の3点で継続率が変わります。
- 株式会社キカガク:業務再現型の課題とレビュー。Git/GitHub運用まで含めて相談できるのが強み。
- Tech Academy:質問初動が速いと相性が良い人が多い。短時間学習と両立しやすい設計。
TechAcademy データサイエンスコース(受講料:174,600円~ ※更に割引あり)

株式会社キカガク AI人材長期育成コース(受講料:237,600円~)

タイプ別の選び方:3つの“続ける仕組み”
- 社会人(転職):初動×レビュー厳しさ×PF支援を重視。Git/pytest/READMEまでレビュー対象か確認。
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無料相談で聞く“10の質問”(コピペ可)
- 平均初動は何分?ピーク時の最大待ち時間は?
- 対応時間帯(早朝/深夜/土日)は?非同期回答のSLAは?
- 窓口:チャット/音声/画面共有の切替は自由?
- 上限:質問回数/面談分数/予約の取りやすさは?
- 担当の連続性:固定/半固定/ローテーション?引き継ぎの仕組みは?
- レビュー:差し戻しの実例は?基準と期日は?
- ポートフォリオ:業務再現型(要件→設計→ETL→可視化→CI)までカバー?
- コミュニティ:週次LT/ペアプロ/朝活の実施頻度は?
- 遅延時の取り扱い:延長/振替/休会/返金の条件は?
- 卒業後:OBチャンネル/求人紹介/コードレビュー枠の有無は?
2校比較→決定までの手順(テンプレ)
- 3校を候補に挙げ、上の12軸を暫定採点(1〜5)。
- 重み付け(転職/副業/在宅)を適用して合計点を算出。
- 上位2校で無料相談→初動/上限/連続性/レビューを重点確認。
- 家族合意メモを作成(在宅)。時間帯を固定。
- 申込→初週はJupyter/Git/pytestの基盤整備から着手([内部リンク:Jupyter Notebookの基本][内部リンク:Git/GitHub入門][内部リンク:単体テストpytest入門])。
よくある落とし穴と回避策
- 「当日中返信」=十分だと思い込む → 平均初動とピーク時の最大を確認。
- レビューが甘い → 差し戻し例と採点基準を見せてもらう。
- 担当が毎回変わる → 固定化か引き継ぎの仕組みを確認。
- 上限の壁 → 回数/分数/予約制限の具体的な数字を聞く。
申込前チェックリスト(保存版)
- [ ] 初動(平均/最大)と時間帯が自分の生活に合う
- [ ] 上限(回数/面談/予約)が現実的
- [ ] 担当の連続性が担保される
- [ ] レビューの差し戻し基準が明確
- [ ] ポートフォリオが業務再現型で作れる
- [ ] 遅延時の振替/延長/返金の条件が明文化
- [ ] 卒業後の支援がある(任意)
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